About Domenica D'oro
「家族や友人と囲む、楽しくリラックスした食卓」 イタリア修行時によく目にした日曜日の光景です。
店名の「ドメニカ・ドーロ」は、「黄金の日曜日」という意味。
イタリアの日曜日の様にゆったりと心地よいひとときを、美味しいお料理と共に過ごして頂きたいと願っております。
Chef
岩本 光史 Mitsushi Iwamoto
愛媛県西条市出身
大学卒業後、大阪リーガロイヤルホテル勤務を経て渡伊。
3つ星の名店「レ・カランドレ」をはじめ北イタリアで4年間修業。
帰国後、銀座「ビノテーカ・ワゴン」の調理長をオープニングより6年半勤める。
2013年6月、南青山にレストランDomenica D’oroをオープン。
地元愛媛と豊洲市場と息子をこよなく愛する男。
ドメニカ・ドーロを知るための3つのキーワード
1
愛媛県西条市
Saijo-City,Ehime,Japan
シェフの生まれ故郷・愛媛県西条市。年に一度の大きなお祭りによって育まれる郷土愛のとても強いこの土地の気質は、イタリア人の家族や故郷を愛する気持ちと相通ずるところがあります。
「うちぬき」と呼ばれる西条の地下水は「日本の名水100選」に選ばれており、この美味しい水によって育てられた野菜は、雑味のない野菜本来の素晴らしい味と香りを楽しませてくれます。ドメニカ・ドーロで使用している野菜はほぼ全て、この地元西条の直売所から取り寄せております。
「柑橘王国」と呼ばれる愛媛の無農薬レモンで作った自家製リモンチェッロ、リンゴのような香りとふわっとした食感が楽しめる特産の「絹かわ茄子」、愛媛ならではの食材の美味しさを活かしたメニューをご用意しております。
2
豊洲市場
TOYOSU Fish Market
どんなに寝不足の朝でも、この場所の活気と新鮮な魚たちに触れると一気に一日のやる気が蘇る、シェフの聖地です。
その日の一番良い素材を、実際に自分の目で厳選してお客様に提供しております。「食材を集めるために奔走する」という「ご馳走」の意味を体現すべく、今日もシェフは市場に向かいます!
3
トレンティーノとハムの師匠・マッシモ
Salumeria "Dal Massimo Goloso"
シェフが修行中の3年半を過ごした地、北イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州。この州のドロミテ渓谷の小さな町「コレド」に、地元で評判のサルメリア(ハムやソーセージの店)「マッシモ・ゴローソ」があります。
貫禄のある腹周りと、眼鏡の奥の鋭い目に気難しさを漂わせる師匠・マッシモは、実は下ネタ好きのおちゃめなハム職人。住み込みで働かせてもらった2ヵ月間のうちに、マッシモからは家畜の解体・この地域特有のスパイス使い、そして肉にかける情熱まで、たくさんのことを学びました。当店で常時提供している前菜の「自家製ハムの盛り合わせ」には、マッシモのレシピをベースにした7種類のハムやサラミがはいっています。
現在は八ヶ岳にあるハム工房で、毎年アレンジを重ねながらオリジナルの生ハムやサラミを作っています。